濃い味ハンター濃い味ハンター

おっす!濃い味ハンターだ。

今回は参議院選挙で導入される特定枠とは何なのかについてわかりやすく説明していきたい。

正直言って、結構複雑な制度ではあるんだが、日本国民として制度の概略くらいは理解しておきたい部分だよな。

こういう事についてしっかりと理解しておく事が民主主義の第一歩だ。

自分が立候補しないからと言って無関心ではダメなんだ。

参議院選挙の特定枠とは何か?わかりやすく解説!

参議院選挙の制度について説明する。

参議院選挙について簡単に説明。

まず、現在の日本の選挙形式について簡単におさらいをしておこう。

といっても、今回この記事で話す特定枠は参議院選挙に関わる部分だから、参議院選挙について述べていく。(衆議院選挙についてまで説明し始めると話が長くなるし、論点がぶれるからな。)

 

参議院選挙は3年に1回行われる。

参議院議員の任期は6年だが、半分ずつ改選されるから3年に1回なんだな。

 

参議院選挙の選挙形式だが、選挙区制と比例代表制を組み合わせた形をとっている。

選挙区制というのは各都道府県に一つずつ置かれた選挙区で、自分が好きな候補個人に投票して議員を決める方式だ。(ちなみに選挙区は「合区」と言って二つの県をまとめているところもある。)

比例代表制は候補個人ではなく、好きな正当に投票して、その政党が擁立している候補が、政党の得票巣に応じて当選していく方式だな。

拘束名簿式と非拘束名簿式を理解しよう。

で、特定枠とは参議院選挙の比例代表制の方に関わってくる制度なんだが、ここで拘束名簿式と非拘束名簿式を理解する必要がある。

 

拘束名簿式とは、比例代表制において各政党が候補の順位を予め決めておくというシステムだ。

拘束名簿式の図

有権者は好きな政党に投票する。

そして各政党が決めた順位に従って、上から当選していくという事だな。

??????

拘束名簿式の欠点は政党が1位や2位にとんでもない奴を設定しておいた場合、そいつが当選してしまうという事だな。

有権者はそいつを選んだ訳じゃないのに・・・

 

非拘束名簿式とは、各政党が順位を決められない方式だ。

非拘束名簿式

有権者は政党か候補個人の名前で投票する。

候補個人の得票数に応じて名簿の順位が決まるんだ。(個人候補に投票された票はその政党の得票としてもカウントされる。)

現在の参議院選挙ではこの非拘束名簿式が採用されているんだ。

濃い味ハンター濃い味ハンター

非拘束名簿式は民意を反映しやすいが、その反面タレント政治家みたいな人気しかない政治家が当選しやすくなってしまうという欠点があるな。

特定枠とは?

で、ここまでを抑えた上で特定枠とは何かという事について説明していきたい。

特定枠とは各政党の都合で「拘束名簿式」を採用出来るという制度だ。

 

繰り返しになるが、現在の参議院選挙は非拘束名簿式を採用しているから、各政党は候補の順位を決められない。

ただし、特定枠が採用されると、比例候補全員から1人少ない人数を限度に特定枠として比例代表の選挙に出馬させる事が出来る。

 

要はその政党の比例候補が20人いれば、今まではその20人全員が非拘束名簿式で比例代表の選挙を戦わなければならなかったのだが、特定枠がOKという事になれば19人まで拘束名簿式で選挙に出馬出来るという事だ。

まあ、実際にどうなるかは分からないが、これは各政党が非拘束名簿式で戦うか、拘束名簿式で戦うかを実質上選べるようになったという事だ。

薄味ハンター薄味ハンター

確かに特定枠はこれまでの制度を形骸化させてしまう危険もあるわね。

さんまハンターさんまハンター

しかし、一番国民として納得いかないのは、参議院議員の数が4つ増えているという事じゃ。

これは選挙区の数が減ってしまったので、立候補できる議員の数が減ってしまったのを救済する意味合いもあるらしいが、国民としてはあまり国会議員を増やして欲しくはないんじゃよな。

終わりに。

この特定枠について言うと2018年7月18日の本会議で正式に可決される見込みだ。

まあ、特定枠というこの制度が悪用されないように国民としてはしっかり監視する必要があるよな。