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おっす!濃い味ハンターだ。

今回は漫画『トレース 科捜研法医研究員の追想』1巻のネタバレ・あらすじだな。

科捜研の法医科に勤務する職員達の奮闘を描いたストーリーだ。

意外と黒い描写もないし、普段あまり知られない職場をネタにしてるって事もあって面白く読めるオススメ作品だと思うぜ。

トレース(漫画)1巻ネタバレ・あらすじ!

漫画『トレース 科捜研法医研究員の追想』(以下『トレース』とする。)は警察組織のである科捜研に勤める研究員(医師)達の物語だ。

科捜研と聞くとかっこいいと思うが、主な仕事はほぼDNA鑑定であり、単純な事務作業となっているようだ。

「金田一少年」みたいな格好良さはほぼ無いようだ。

真野礼二と沢口ノンナ

主人公は真野礼二(まのれいじ)だ。

何だかちょっと細かい所に気が利きすぎて、KYな感じがアスペなのかと思ってしまう。

でもイケメンだ。

漫画『トレース』主人公の真野礼二
真野礼二はイケメンだけど単なるイケメンじゃない。過去に起った凄惨な事件の遺児であり、尋常じゃなく強い思いを持っている。

出典元:『トレース』1巻

ヒロインは沢口ノンナ(さわぐちのんな)というちょっぴりおっちょこちょいだが真面目でまっすぐな女性だな。

上の画像で真野礼二と一緒に写っているのが沢口ノンナだ。

 

『トレース』1巻の最初の話は杉並区で起きた強盗殺人の鑑定だ。

加害者の服に被害者の血が付いているかを鑑定する作業だ。

沢口ノンナと真野礼二が担当するが、事件当時雨が降っていたし、加害者が一度服を洗濯してしまっているからほとんど血は残っていない。

だが、真野礼二はひたすら真実を追究する為に、通常では調べないような部分まで調べるんだ。

服の表面はもちろん、ポケットの中、服の内側まで。

結果として加害者の服に被害者の血がわずかだが見つかる。

加害者が犯人であるという裏付けが取れたという事だ。

 

漫画『トレース』1巻ネタバレ・あらすじだ。
真野礼二は「真実」に徹底的にこだわる。データの裏には被害者が実在しているからだ。

出典元:『トレース』1巻

この鑑定に対する姿勢を見た沢口ノンナは真野礼二に少し好意を持ち始める。

「正義のヒーロー」みたいです、と沢口ノンナは真野礼二に言うが、誰もいないところで真野礼二は取り乱す。

「正義のヒーローなんていない。もしいたらあの時、父や母、姉や僕を救ってくれたはずだから」と。

 

真野礼二は昔に起きた練馬区の凄惨な殺人事件の遺児なんだ。

だが、その詳細が明らかになるのはまだ先のようだ。

巡査部長 虎丸

『トレース』1巻の次の話は強姦事件のDNA鑑定の話だ。

鑑定するものは中絶された胎児だ。

加害者とDNAが一致すれば、加害者が被害者を乱暴した証拠になるという事だな。

 

結構内容としては可哀想だし、エグいが画は割とそんなにエグくないのでまあOKなレベルだな。

沢口ノンナは胎児を見て可哀想になってしまうんだ。

  • 何でこんなに人の形になってから中絶したの?
  • 被害者も苦しかったとは思うけど。
  • 大人の勝手で作られて、大人の勝手で殺されたこの子が可哀想。

というのが沢口ノンナの思いだ。

漫画『トレース』1巻ネタバレ・あらすじだ。
沢口ノンナはまっすぐに感情的だ。

出典元:『トレース』1巻

真野礼二は言う。

「研究員ならかわいそうなんて表面だけ取り繕った居心地の良い言葉で覆い隠すな」と。

胎児も被害者だ。

だったら真実を明らかにするのが研究員の勤めだからな。

真野礼二は胎児を極力傷つけないように気を付けて鑑定する。

天国で胎児が苦しまないようにな。

 

この鑑定を依頼してきたのが新宿警察著の虎丸巡査部長だ。

漫画『トレース』1巻のネタバレ・あらすじだ。
虎丸巡査部長。ういう見た目だが心優しく正義感が強い男だ。

真野礼二が遺児となった練馬の殺人事件の現場に一番に駆けつけた警官だ。

真野礼二は何か企んでいる、ではないが練馬の事件について何か行動を起こそうとしようとしているようにも見える。

この虎丸巡査部長の事も真野礼二は強く意識しているようだ。

今後何かありそうだな。

区議会議員の話。

『トレース』1巻の最後の話は区議会議員が息子に刺されて殺されてしまった事件についてだな。

長男が父親をメッタ刺しにしてしまった事件で、現場に残っていた血痕が全て被害者のものであるかの確認の鑑定依頼だな。

こういう誰が犯人なのかを特定する為じゃなくて「念の為」みたいな鑑定もあるんだな。

 

しかし、真野礼二は先入観無しで徹底的に鑑定を行う。

そしてある事実に気づくんだ。

『トレース』1巻ネタバレとあらすじだ。
包丁のごく一部にわずかに女性の血が付いていた。被害者は男性。加害者も長男って事で男性なのに。

出典元:『トレース』1巻

という事で更に調べてみると、その女性の血は被害者の娘の血である事が分かった。

事情聴取をしてみると・・・

被害者の娘は、被害者(つまり父親だな)に性的虐待をずっと受けていた。

 

で、ある日性的虐待が終わった後に、とっさに娘が父親をさしてしまったんだ。(ちなみに最初の1回だけだ。)

それを見ていた長男が「俺が何とかする」と言って妹にバトンタッチして父親にとどめを刺したというかメッタ刺しにしたらしい。

『トレース』1巻ネタバレとあらすじだ。
うーん。何というかこの子は全然悪くないよな。日本はもうちょっと「反撃権」みたいなものを認めると良い国になるんだが・・・

出典元:『トレース』1巻

ちなみに真野礼二が更に詳細に調べると包丁などに血液ではない体液がついていた。

それは長男のものだったらしい。

つまり、長男は妹が父親に性的虐待をされているのを見て、「していた」訳だ・・・

何というか、かなり歪んだ家庭だな。

 

真実が分かった後、虎丸巡査部長が真野礼二に声をかける。

「付き合って欲しい場所がある」とな。

場所は練馬一家殺人事件があった場所だ。

薄味ハンター薄味ハンター

何だか最後の話は切ないというか後味悪いね。

??????

かなり残念な話だな。

だが、目の付け所は舞台となった家の状況じゃなくて、真野礼二の鑑定に対する徹底した姿勢なんだろうな。

トレース(漫画)1巻の感想!科捜研の事が分かって面白いな。

『トレース』1巻の感想について簡単に述べていきたい。

まず、科捜研という特殊な職場の様子が少しでも分かるのは面白いな。

 

DNA鑑定ってのは今年間で20万件も行われているようだ。

結構特殊なものだっていう先入観があったけど、今は当たり前のものなんだな。

 

そして、作中に何度も出てきた言葉なんだが「法医研究員は完全犯罪を作れる」という言葉はショックだった。

『トレース』1巻の感想だ。

出典元:『トレース』1巻

証拠をすり替える事も出来る。

無かったことにも出来る。

そういう立場にあるのが法医研究員だ。

高い倫理性が求められる職場なのだと思うと同時に、実際の現場だと起きてるんだろうな。

 

警察の都合で犯人にしたてあげたい人物がいる。

それに対して嘘の鑑定結果を伝えて事実を曲げてしまう事が出来るのが法医研究員なんだ。

 

なんとなくだが、この「法医研究員は完全犯罪を作れる」という言葉は今後の伏線になっていくんじゃないか?と思ったな。

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冤罪なんて絶対にあっちゃいけないものだ。

??????

だが、それを作れるのが法医研究員って事か。

濃い味まとめ。

漫画『トレース』1巻のネタバレ・あらすじ・感想という事で思うところを述べてみた。

 

この作品は画も綺麗で見やすいし、題材も特殊で面白いからかなりオススメだな。

主人公が変ったイケメンで、ヒロインがおっちょこちょいな可愛い子っていう絶妙のバランスもいい。

真野礼二が抱える心の闇が今後どうなっていくのか・・・

どういう展開を迎えるのか・・・

目が離せない作品だな!