濃い味ハンター濃い味ハンター

おっす!濃い味ハンターだ。

今回は水面下で話題になっている水道民営化についてだな。

賛否両論色々あるが、ここでは水道民営化が危険なのかどうか、メリットやデメリット、水道料金への影響などについて述べていきたいと思う。

水道民営化とは何か?危険なのか?

2018年7月5日に水道民営化を含む水道法改正案が衆議院で可決された。

オウム死刑囚の死刑執行などと時期的に近かった為にあまり報道はされていないが、結構重要なものだ。

一部では「水道民営化は危険」とか言われているし、ちょっと1個1個説明していくからな。

 

水道民営化とは、現在地方公共団体が運営している水道事業の運営を民営化する事が出来る様に法整備がなされたと言い換えても良いだろう。

ここで抑えておきたいのが、あくまでも「水道事業の運営を民営化する事が出来るようになった」という事であり、言い換えれば「水道の業務を外部委託できる様になった」という事だ。

民間の会社が水道事業を全部買い取る訳じゃないし、施設の所有権はそのまま地方公共団体が持つ。

「水道民営化」と呼ばれているが「水道事業の官民提携」という方が適切かも知れないな。

 

何故、今水道民営化が進められたのかというと、地方の市町村の水道事業者は人口減少などによる税の減収で赤字なところが多く、水道管が古いまま放置されていたり、その他の施設も古いまま・・・という現状があるんだ。

今年6月に起った大阪の地震では多くの水道管がぶっ壊れ、問題が顕在化した。

だから、施設老朽化の対策として、民間業者が水道事業に参入出来る仕組みを整えて、水道事業の経営を効率化し、問題を打破しよう!というのが水道民営化の狙いなんだな。

??????

なるほどな。

確かに過疎化が進んだ村とか、水道管を直したり出来る程の余裕はなさそうだ。

民間業者が参入する事で少しでも経営効率化が出来るなら、そりゃ良いわな。

でも、外資に乗っ取られたりしないのか?

濃い味ハンター濃い味ハンター

多分、それは大丈夫だと思うぞ。

 

前述したように、水道民営化は水道事業をそのまま民間業者に売り飛ばす訳じゃない。

施設の所有権は地方公共団体(要は国・政府だな)が持ったままだ。

だから、外資は乗っ取りたくても乗っ取れないのだよ。

さんまハンターさんまハンター

そもそも、「外資に乗っ取られる!」という事は郵政民営化、道路公団民営化の時も言われてきたけど、乗っ取られてないじゃろ?

国は民営化という政策をする時に外資に乗っ取られないように対策をするじゃ。

 

山本太郎氏なんかは次の様に反対しているが・・・

「自治体が持つ資産を企業側に商品として売り飛ばす、水道はその一環。運営権のみというが、事実上の民営化と変わらない」

出典元:日本の水がヤバイ!「水道民営化」が招く危機

まあ、前例から考えると水道民営化で水道事業が外資に乗っ取られ、日本人が不利益を被る危険性は低いというか、無いと考えても良いだろうな。

水道民営化のメリットは?

水道民営化のメリットは?

水道民営化(水道事業の運営に民間業者が参入出来るようにする事)のメリットについて考えてみたい。

水道民営化によって見込めるメリットというのは主に次のような事が言われている。


  1. 水道事業の効率化
  2. 地方公共団体の収入源
  3. 新しい市場の創出
  4. サービスの向上

水道事業の効率化

水道事業運営を民間業者に任せる事が出来れば、地方公共団体としては負担がかなり減るよな。

運営に関わる公務員の数も減らせるし、その分他の行政サービスを手厚く出来るというのは大きいな。

地方公共団体の収入源

更に、やり方次第だが、運営権を民間に貸すみたいな形を取れば地方公共団体の収入源にもなり得る。

まあ、もちろん、その条件を了解してくれる民間事業者がいれば、の話ではあるが決して画に描いた餅ではないはずだ。

新しい市場の創出

民間の企業にとっては今まで参入出来ないフィールドに参入出来るのだから、新しい市場となるよな。

新たなビジネスチャンスがあるのは良いことだ。

サービスの向上

今後どのような事になるかは不透明な部分もあるが、民間が参入する事によって、サービス品質が向上するという事は考えられるだろう。

競争原理が入り込むことによってお役所仕事からサービス業に変れば何らかのサービス向上があってもおかしくはない。

水道民営化のデメリットは?料金への影響等は?

水道民営化のデメリットについてだが主に次のような事が言われている。


  • 水道事業が外資企業に乗っ取られる。
  • 水道料金が値上げされる。

水道事業が外資に乗っ取られる事はまあ無いだろう・・・というのは前述した通りだ。

「外資に乗っ取られる!」という風に騒ぐ人もいるが心配のしすぎか、現政権に不満があるんだろうな。

 

一方で水道料金の値上げについては、可能性論だが向き合っておく必要はあるな。

民営化という事は、民間事業者だって採算がとれなきゃやらない訳だ。

その為には値上げやむなし・・・という事になるかも知れない。

 

確かに発展途上国では水道の民営化によって水道料金に多大な影響が出てしまい、大失敗に終わったケースもある。

マニラは1997年に水道事業を民営化しましたが、米ベクテル社などが参入すると水道料金は4~5倍になり、低所得者は水道の使用を禁じられました。

またボリビアは1999年に水道事業を民営化したものの、やはりアメリカのベクテル社が水道料金を一気に倍以上に引き上げ、耐えかねた住民たちは大規模デモを起こし、200人近い死傷者を出す紛争に発展しました。

出典元:海外では失敗している「水道民営化」

こういうケースを知っておく事は絶対に必要だ。

ただ、水道民営化は発展途上国だけでなく、ヨーロッパでも行われており、多くの場合は水道料金の大幅な値上げなど無く平和に成功しているという事実も知っておきたい。

 

まあ、日本と全く同じ状況の国など無いだろうが、それでも日本は先進国なんだから、比べるならヨーロッパの先進国であり、発展途上国の極端な失敗を引き合いに出して「日本の水道民営化も失敗する!デメリットだらけだ!」というのも違う気がするな。

薄味ハンター薄味ハンター

まあ、ちょっぴり不安もあるのも確かよね。

濃い味ハンター濃い味ハンター

水道民営化をする事でメリットがあるなら絶対やるべきだ。

こういう改革を進めていかないと、日本がダメになってしまうからな。

ただし、デメリットが最小限に抑えられるように工夫はしていくべきだろう。

濃い味まとめ。

水道民営化とは何かから始まってメリットやデメリットなどについて色々述べてきたがどうだったろうか?

水道民営化は危険であり、水道料金の値上げにつながるとか言う人もいるが、かといって今のまま何も変えなければ確実に日本の水道事業は衰え、崩壊していくぞ。

地方からな。

 

そうならない為にも、デメリットや危険性にだけ目を向けるんじゃなく、メリットもあると理解した上で、改革を進めて行かなければいかないだろう。

人口が減ってるんだぜ?

今までの制度がずっと続く訳ないだろ?