濃い味ハンター濃い味ハンター

おっす。濃い味ハンターだ。

今回はシリア内戦についてなるべくわかりやすく原因などについて説明していきたい。

何も知らない人がテレビで聞くと「また宗教対立だろ?」とか思ったりするだろうが、実は問題はそんなに簡単じゃないんだ。

それに意外と日本と関係なくもないから、是非抑えておいて欲しいところについて話していくからな。

シリア内戦の原因をわかりやすく図で説明する。

【図】シリア内戦の勢力を説明する。

シリア内戦とは2011年3月15日からシリア・アラブ共和国で起っている、シリア政府軍(アサド政権)と反政府軍とイスラム国(ISIL)の武力衝突だ。

  1. シリア政府軍(アサド政権)
  2. 反政府軍
  3. イスラム国←現在は壊滅に近い。

の3者が戦うだけならまだ分かりやすいんだが、色々な利権が絡み、バックボーンには色々な団体がついている。

まずこの勢力図を分かりやすく図示しておくぞ。

シリア内戦の図

大きなところで言うとシリア内戦の関係図はこんな感じだ。

これ以外にも色々細かい事を言えばキリが無いくらいの武装集団や武装勢力が絡んでいるが、そこまで述べたらかえって分かりにくくなるからな。

とりあえずはシリア内戦は上記の図のような勢力が戦っているんだと理解しておけばいいだろう。

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上記図以外にも、例えばシリア国内のクルド人勢力が自治区を作る為に政府軍勢力(アサド政権)を攻撃したり・・・

薄味ハンター薄味ハンター

トルコ軍もシリア政府軍(アサド政権)を攻撃しているわね。

最初はシリア国内のクルド人勢力をトルコが攻撃したんだけど、そこからトルコVSシリア政府軍勢力って事になったわ。

さんまハンターさんまハンター

イスラエルもちゃっかりとシリア政府軍勢力(アサド政権)を攻撃しとるからの。

レバノンへの武器の輸出を阻止する為らしいのう。

(レバノンはイスラエルと敵対している。)

??????

もう登場人物多すぎて訳分からねえな。

濃い味ハンター濃い味ハンター

そういう人は上の図だけ抑えておけばとりあえずOKだ!

【図】シリア内戦の原因をわかりやすく説明する。

シリア内戦で争っている勢力が大体分かったところで、シリア内戦の原因について説明していきたい。

まず、アウトラインから話すと次の様な流れ(原因)でシリア内戦は起ったんだな。

  1. シリアでは1963年からずっとバース党のアサド政権が独占的権力を握っていた。
  2. 2012年にチュニジアでジャスミン革命(民主化運動)が起きる。
  3. その民主化運動がシリアにも広がってくる。
  4. シリア各地で反政府デモ(反アサド政権デモ)が起きる。
  5. シリア政府は最初はちょっと懐柔策で納めようとするも収らず、武力で鎮圧。
  6. シリア各地で反政府武装勢力が誕生する。
  7. シリア政府(アサド政権)勢力と反政府勢力の争いが泥沼化。
  8. シリア政府(アサド政権)を支援する国、反政府勢力を支援する国が現れ、代理戦争のようになってくる。
  9. どさくさに紛れてイスラム国(ISIL)もシリア内戦に参戦。イスラム国はシリア政府を倒すのを目標にしていたが・・・
  10. イスラム国は反政府勢力からも歓迎され、武器などを支援してもらい強大化!
  11. 調子乗ったイスラム国は反政府勢力を支配下に置こうとし、ここでも争い勃発。
  12. 泥沼の争いの中でイスラム国は壊滅的打撃を受け、勢力を大幅に小さくした。
  13. 今でもシリア政府軍勢力(アサド政権)と反政府勢力の争いは続いている。またそれぞれのバックにはそれぞれの支援国が出来ている。
  14. 続く・・・?

 

ここまでを見てもらえば分かると思うが、シリア内戦の最も根本的な原因は「独裁政権を倒したい民衆とそれを許さない政府のバトル」だ。

ぶっちゃけ、アサド政権が民主的な政府だったらシリア内戦は起きなかっただろう。

(なお、今のアサド政権は二代目が大統領だが、二代目が就任した直後は色々懐柔策というか政治犯の釈放など独裁っぽく無い政策も行われたようだがな。)

シリア内戦の原因を分かりやすく説明する図

分かりやすく図にするとこんな感じだな。

シリア内戦の原因は民主化運動も宗教も政治問題も・・・

前段でシリア内戦の原因は民主化運動と言った。

確かにそれは正しいが、実はシリア内戦の原因はそれだけじゃない。

色々な原因が絡み合っているからこそ、ここまでの泥沼化になってしまったんだ。

シリア内戦の原因についてもう少し掘り下げていきたい。

民主化運動

まず、シリア内戦の表向きの原因は「民主化運動とそれに反対するアサド政権」だ。

これはもういいな。

宗教問題

シリア内戦の原因の一つに宗教がある。
宗教が無ければシリア内戦がここまで酷くなる事も無かったのかもしれないな。

次に宗教だ。

シリア内戦の原因には宗教も絡んでいる。

シリア政府(アサド政権)のアサド大統領はイスラム教シーア派のアラウィー派なんだが、反政府勢力の多くはスンナ派なんだ。

これは明らかに宗教対立も影響していると言って良いだろう。

シーア派とスンナ派はいつも喧嘩しているな。

各国の代理戦争

次に各勢力の支持国同士の代理戦争というのも、シリア内戦がここまで酷くなる原因と言えるだろう。

シリア政府(アサド政権)は親ロシア政権だ。

一方で反欧米なんだ。

シリアの位置的にも石油の利害がからむから、争いが起きれば色んな国が首を突っ込んでくる。

もし、シリアが中立的な政府だとしたら、他国が首を突っ込む余地が減るからここまでの泥沼にはならなかったかも知れないな。

地理的要因

シリア内戦の原因はもちろん地理的要因もある。

出典元:wikipedia

シリアの位置もシリア内戦の原因の1つと言えるだろう。

要はイスラエルと他のアラブ諸国が争っていて不安定な場所に近く、さらには石油の利害も絡む位置。

血が流れる争いに発展するには条件が揃いすぎているな。

濃い味まとめ。

シリア内戦の原因や背景、争っている勢力などについてわかりやすくまとめてきたつもりだが、どうだったろうか?

めちゃめちゃ難しそうな問題だが、大枠を抑えておく事は凄く大事だ。

日本も自衛隊をシリアに派遣したり、シリアの難民が日本に難民申請したりはしているから関係はある問題だ。

遠くの国の出来事だからと言って無関心にはならないでいてほしい。

もちろん、一般人がどうこう出来る問題じゃないのは分かっているが、こういう事を理解していないと、選挙の際に各候補者がどういう考えを持っているのかが分からないんだ。

日本は民主主義の国だから、投票する権利が皆にある。

だから、投票権を持つ俺たちは最低限の事は色々学んで理解していかなきゃいけないんだ。